福島県|碑文は読めなかったけど…
こんにちは。結(Yui)です。友人のベルちゃんと一緒に自然災害伝承碑をマップにピン建てしていくプロジェクトを一緒に行っています。
慰霊碑か
2023年7月8日 (曇り)
本日は、先月から始まった福島の旅。しばらくは東日本大震災の災害伝承碑が続きます。前回の「鎮魂碑」から少し北へ車で行ったところに「慰霊碑」があります。こちらは羽和形橋という橋の近くにあり、少し広い場所にあるのですが、前方にロープが張って、その先は立ち入り禁止になっていたので近くで見ることはできませんでした。下の写真はズームで撮ったものです。碑は観音様とお地蔵様と共に建立されていることは見えますが、肝心の碑文が読めず…残念。国土地理院地図の伝承内容によると、この地区では高さ9mの津波に襲われて、24名の方が亡くなりました。また津波による住宅の流失は39戸、多大な損害を受けた住宅は21戸にも及ぶそうです。

観音様も目を引きますが、碑の右側のお地蔵様の横にかわいらしいお地蔵様(なのかな?)が2体、しかも中央のお地蔵様を下から見上げている様子、親子なのかなと想像したりしました。ちゃんとお花もお供えされていて、頭巾もかぶっています(色違いでかわいい)。お世話されている様子が伺えますね。
おまけ – 浪江町立請戸小学校(震災遺構) その1
今回のおまけは、本文と同じ東日本大震災のもので震災遺構である浪江町立請戸小学校です。こちらの小学校は海岸近くにあったため、津波の被害がすさまじかったところです。この様子を後世に残そうと、取り壊さずに遺構として残してくださっていて、見学することができます。外観はどこにでもあるような普通の小学校、でも1階と2階の間によく見ると津波がここまで来たというプレートが付いています。ここまで津波が来ていたのであれば、1階は津波に丸呑みされていたことが伺えます。

また1階部分はガラスがすべてなくなっていて窓枠などのフレームもありません。津波の威力の大きさがわかりますね。次回は中の様子などをお届けします。
結(Yui)でした。ではまた~。
参考外部URL: 浪町立請戸小学校HP: https://namie-ukedo.com/



