自然災害伝承碑を巡る旅

husegu
自然災害伝承碑巡りの魅力

先人たちの心に触れるタイムトリップ

わたしたちは避難行動の研究をきっかけに自然災害伝承碑を巡る旅を始めました。現地を訪問するようになってすぐ、自然災害伝承碑には先人からの思いやりの心が込められていることを感じるようになりました。

また、多くの地域で大切にされていることを目の当たりにし、過去と現在を繋ぐ石碑を介して、先人たちと現在を生きる人たちの心と心がふれあう温かな様子に魅了されました。

石碑に刻まれた先人からのメッセージは、時に想像を絶するものもあります。当時の様子と先人の心を想像し「ここでそんなことがあったなんて」と涙がこぼれます。けれど、そのあとは必ず先人への感謝とこのことを人へ伝えなければと、気持ちが湧き立ちます。

自然災害伝承碑を通して、当時の状況と先人の心に触れ、今を見つめる機会とその時間は、まるでタイムトリップをしているかのように感じます。

1人でも多くの人に自然災害伝承碑のことを知るきっかけになりますようにと願っています。

自然災害伝承碑とは
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自然災害伝承碑とは

石碑の向こうに感じる先人の心

自然災害伝承碑とは、過去に発生した津波、洪水、火山災害、土砂災害等の自然災害の様相や被害の状況などが記されている石碑やモニュメントです。

わたしたちの住む日本は、その位置、地形、地質、気象などの自然的条件から、数多くの自然災害に見舞われてきました。わたしたちの先人は子々孫々が同じ経験をしないようにと、そのときの様子や教訓を石碑やモニュメントに刻み、後世の私たちに遺してくれています。

自然災害伝承碑は、当時の被災場所に建てられていることが多く、それらを地図を通じて伝えることは、地域住民による防災意識の向上に役立つものと期待されています。

国土地理院では、自然災害伝承碑の情報を地形図等に掲載することにより、過去の自然災害の教訓を地域の方々にお伝えするとともに、教訓を踏まえた防災行動に活用し被害の軽減に役立てれるよう自然災害伝承碑マップが案内されています。

自然災害伝承碑には、大きく分けて以下の3つの種類があります。

  • 災害碑:災害の犠牲者を悼み、その教訓を後世に伝えるために建てられた碑です。
  • 慰霊碑:災害で亡くなった人々の魂を慰めるために建てられた碑です。
  • 記念碑:災害の復興や防災を記念するために建てられた碑です。

自然災害伝承碑は、日本各地に数多く残されています。中には、江戸時代や明治時代に建てられたものもあり、当時の災害の様子を今に伝えています。

自然災害伝承碑を訪れることで、過去の災害の教訓を学び、防災意識を高めることができます。

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洪水と土砂災害など災害が複合している場合はそれぞれに分類しています

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