洪水

|新潟県|決壊した刈谷田川。平成16年新潟・福島豪雨の記憶

Yui

自然災害伝承碑 – 平成16年7月新潟・福島豪雨伝承碑

2023年9月10日 晴れ

 こんにちは。今週も新潟です。今回の碑は災害伝承的には比較的新しい2004年の碑です。名前はちょっと長いのですが「平成16年7月新潟・福島豪雨伝承碑」です。なぜわざわざ「平成16年7月」と書いてあるのかというと、平成23年7月にも新潟・福島豪雨がありそれと区別するためだと思われます。ちなみに平成23年7月の方は、「平成23年7月新潟・福島豪雨」です。わかりやすいですね。さて、この碑がある長岡市や前回の碑の三条市、見附市などに大きな被害があったのがこの平成16年の新潟・福島豪雨でした。長岡地域と三条地域では、7月12日の夜から13日夕方にかけて激しい雨が降り、13日の日雨量は栃尾市で421㎜/日を観測。栃尾観測所(気象台)における7月の平均月降水量は243㎜だそうなので、この1日で約2ヶ月分の降水量があったことになります。すごい。

中之島大橋の近くにある平成16年7月新潟・福島豪雨伝承碑: 筆者撮影

 この辺りは刈谷田川左岸が決壊し、その濁流により3名の方が亡くなりました。また家屋の流失や全壊15棟、半壊37棟、床上浸水496棟と大きな被害になりました。この碑もこの刈谷田川の近くに建っています。

 新潟県全体では亡くなった方は15名、うち7名の方は溺死でした。やはり堤防が切れたりすると市街地への水の入りが早いのかもしれません(勢いもあるでしょうし)。川が近くに有る無いに関わらず、急に水が来ることを考えて早めの避難など心がけたいですね。

  • 碑名: 平成16年7月新潟・福島豪雨伝承碑
  • 災害名: 平成16年7月新潟・福島豪雨(2004年7月13日)
  • 災害種別: 洪水
  • 所在地: 新潟県長岡市中之島
  • 内容: 平成16年(2004)7月13日新潟・福島豪雨により刈谷田川が決壊した。その濁流により3名の方が尊い生命を亡くし、家屋の流失・全壊15棟、半壊37棟、床上浸水496棟と甚大な被害を被った。
  • 参考URL:国土交通省 北陸地方整備局 信濃川下流河川事務所HP>>平成16年7月13日: https://www.hrr.mlit.go.jp/shinage/sonae/kako/h1607.html
  • 内閣府HP>>防災情報のページ>> 平成23年7月新潟・福島豪雨及び平成16年7月新潟・福島豪雨に係る被災地方公共団体における初動対応の検証https://www.bousai.go.jp/oukyu/taisaku/saigaikensyou/pdf/111006ooamekensyou.pdf

おまけ – 道の駅パティオにいがた

平成16年7月新潟・福島豪雨伝承碑の碑から刈谷田川を渡った向こうに道の駅パティオにいがたがあります。こちらは新鮮な野菜やお惣菜などを販売されているのですが、この道の駅に防災アーカイブのコーナーがあります。過去のこの地域の水害状況や、水害から見附市がどんなことを学んだか、その後何を行うようになったのか、といった事などを発信しています。その中には「田んぼダム」などお米どころならではな取り組みの紹介など紹介もあって面白かったですよ。

パティオにいがたの防災アーカイブ:筆者提供

道の駅というと地域の食べ物や休憩処といったものを想像しますが、こういった紹介があるのは良いですね。皆さんも近くまで行かれた際には是非行って見てください。

結(Yui)でした。ではまた~☆

ABOUT ME
husegu
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一般社団法人 災害伝承普及協会
「みんなの心をつないで防ぐ」をコンセプトに活動しています。防災における災害伝承の大切さを発信しています。自然災害伝承碑の探訪を通し、石碑に残された先人の思いやりの心をいつも感じています。防災のことや心理学の事を発信しています。
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