自然災害伝承碑|兵庫県|素敵な仕掛けのある碑
こんにちは。結(Yui)です。友人のベルちゃんと一緒に自然災害伝承碑をマップにピン建てしていくプロジェクトを一緒に行っています。
鎮魂
今回は神戸へ飛びますよ。神戸市にある阪神・淡路大震災の碑です。兵庫県や大阪府には阪神・淡路大震災の自然災害伝承碑は沢山あってベルちゃんも結(Yui)もいくつか紹介してきました。今回はその中でも少し変わったしかけのある碑をご紹介します。
御蔵北公園という小さな公園が長田区の住宅地の中にあります。その公園内の一角にある四角いモニュメント、「鎮魂」という名前の自然災害伝承碑が今回紹介する碑です。本当に大きな被害を出した1995年の阪神・淡路大震災。31年が経ってもこうした自然災害伝承碑や災害遺構を見ることでその爪痕を見ることができます。また長田区は特に被害がひどかった場所。私は数年前に行ったのですが、街全体が新しくて、街が丸ごと新しいという事が逆に被害の大きさを如実に表しているよなあ、と実際に行ってみて感じました。

さてこの四角いモニュメントの中央には当時の地図が埋められています。そして太陽光が上から射すとその地図上で亡くなられた人々の位置に光が当たる仕組みになっています。作られた方々の想いが詰まった素敵な仕掛けですね。碑文で想いを伝える自然災害伝承碑は多々ありますが、このような表現方法で想いを伝える碑は珍しいです。ちなみに全くの結(Yui)の独断と偏見による個人的意見ですが、阪神・淡路大震災の自然災害伝承碑は個性的な自然災害伝承碑が多いように思います。それって関西の風土がそうだから?なんて思ったりして(笑)でも嫌いじゃないです、個性的な自然災害伝承碑。人の記憶にも残りやすいですしね。

碑名: 鎮魂
災害名: 阪神・淡路大震災(1995年1月17日)
災害種別: 地震災害
所在地: 兵庫県神戸市長田区御蔵通五丁目(御蔵北公園)
内容: 平成7年(1995)1月17日午前5時46分、阪神・淡路大震災により、ここで127名が亡くなった。当日の地図を刻んだ中央の石の下には合同位牌が埋められており、天井の星座(穴)から差し込む光で、地図上に亡くなられた人々の位置が示される。
おまけ – 電柱
今回のおまけは阪神・淡路大震災の遺構である電柱です。この電柱、鎮魂と同じ御蔵北公園内にあります。被災した街は区画整理事業が始まりましたが、この電柱は撤去と移転を免れてこの公園にたたずんでいます。きっと被災した電柱は沢山あったと思いますが、この電柱は被災した状況を後世に伝えるために残されたのですね。写真ではよく見えないかもしれませんが、この電柱、上の方は焦げていて電線が通っていた部分は解けています(写真の後ろに写りこんでいる電線は別の電柱の電線です)。災害のすごさを身をもって示しています。この電柱だけではないのですが、災害遺構というものはやっぱり全身でいろいろ訴えかけてきてくれるものがあるなあ、と思ったりします。

結(Yui)でした。ではまた~☆



