国土交通省国土地理院より「測量の日」における功労者感謝状のご報告
ごあいさつ
このたび、当WEBサイト「災害伝承ラボ」を運営している「一般社団法人災害伝承普及協会」が、国土交通省国土地理院より、令和6年度「測量の日」における功労者に選ばれ、6月14日に東京都霞ヶ関の中央合同庁舎にて功労者感謝状贈呈式が執り行われました。小さな団体のちいさな活動に目を向けてくださったこと、大変うれしく感謝申し上げます。
このような感謝状をいただけましたのも、日々においてWEBサイト・SNSをご覧くださる皆様、プロジェクトにご参加くださる皆様、シチズンサイエンスでの交流・ご教授くださいます研究者の皆様はじめ、多くの心寄せてくださいました皆様のおかげです。ありがとうございます。
贈呈理由
◆一般社団法人 災害伝承普及協会
災害伝承普及協会は令和 2 年 1 月に設立され、「みんなの心をつないで防ぐ」をコンセプトに、Web サイト「災害伝承ラボ」やブログ「自然災害伝承碑めぐり」のほか、SNS、イベント等を通じて、防災や心理学の観点から災害伝承の重要性を発信している団体である。令和 4 年からは、避難行動の研究に取り組む中で率先避難の有効性、災害伝承による記憶と人による声がけの大切さに気づき、全国各地にある自然災害伝承碑を情報発信している。「みんなでつくる巡り記録地図」プロジェクトでは、自然災害伝承碑を訪れた参加者が撮影した写真や訪問時のエピソードを地図にまとめるなど、参加者と一体となり自然災害伝承碑の普及に関する取組を行っている。
また、民間企業と協力しながら、2025 年に開催される大阪・関西万博に向けた「TEAM EXPO 2025共創チャレンジ」にも取り組んでおり、その一環で自然災害伝承碑スタンプラリー「伝承碑バトンQ」を継続的に開催し、小学生から 80 代まで幅広い年代層の参加者に対して災害伝承の重要性を伝えている。これらの取組は、地域住民が過去の災害を知り、自身の防災意識を高め、避難行動に繋げるとともに災害を伝承する力を向上させることに多大な貢献をされている。
国土地理院WEBサイトより抜粋
アクセス日:2024.6.21 https://www.gsi.go.jp/kohokocho/kohokocho65041.html
贈呈式の様子
贈呈式には、災害伝承普及協会の承山さんと伝宝さんが代表で行ってきました!
記念品を見せてもらってびっくり!地図記号がいっぱいだったよ!
みなさん、自然災害伝承碑の地図記号はどれかわかりますか?
伝宝さん、承山さんも、霞ヶ関の合同庁舎に行くのは初めてだったそう。(ベルもいったことないけど!)ビルは中に入ると天井まで吹抜けの大空間で、明るく開放的だったんだって。
今後の活動について
ありがたいことに「災害伝承」「自然災害伝承碑」を活用したイベントや講演、講座についてのお問い合わせをいただくようになり、また、自然災害伝承碑に登録されていないけれど、これはそうではないかと思っているのですが。。というご連絡や、貴重な資料や書籍などのご提供もいただいております。また、自然災害伝承碑を巡る中で地域の方から継承への懸念をお話いただいたこともありました。ありがとうございます。
このようなありがたい状況に、災害伝承や自然災害伝承碑の存在や教訓を知っていただくことだけではなく、多くの皆様がそれぞれの身近な地域の災害伝承を発信しあい、つながりあうことで、より一層に災害伝承、自然災害伝承碑の貴重な防災情報が全国津々浦々に届くような取り組みを構築したいと考えております。
直近では、本年10月のぼうさいこくたい2024(開催地熊本)にエントリーしており、審査に通過することを願っている状況ですが、今秋〜来春には神戸市で「阪神淡路大震災」に関連した自然災害伝承碑を活用した「まち歩きプロジェクト」が準備進捗中です。(プロジェクトへのご参加案内を8月頃にリリース予定です)
今後も自然災害伝承碑を巡っての発信、プロジェクトやイベントに取り組んでまいります。今後とも、ご支援ご鞭撻のほど、心よりお願い申し上げます。
2024年6月27日 一般社団法人災害伝承普及協会
本記事の紹介情報
- 「測量の日」における功労者感謝状贈呈(国土地理院)
- 国土地理院「地図と測量の科学館」(国土地理院)
- 日本水準原点(国土地理院)
- 日本水準原点の文化財指定について(国土地理院・PDF資料)
- 一般社団法人災害伝承普及協会(当WEBサイト運営)
- 災害伝承ラボ(当WEBサイト)
- SNS:X(ベルが毎日情報を発信)
- SNS:インスタグラム(結が日本語と英語で自然災害伝承碑紹介)
- SNS:インスタグラム(リールで災害伝承を紹介)
- YouTube(動画で紹介はじめたばかりです・・・)