|福島県|洪水で流れてきた石を利用してます
Yui
災害伝承普及協会
こんにちは。自然災害伝承碑を巡り、マップにピンを立てていくプロジェクトをお友達のベルちゃんと行っている結(Yui)です。
2022年9月17日 快晴
今回は新潟にある今まで一番シンプルな名前、その名もザ「慰霊碑」です。場所は新潟県東蒲原郡阿賀野町。こちらに「道の駅阿賀の里」という道の駅があるのですがこちらに車を置いて歩いて探しました。国道49号で新潟市内から来た場合はすこし国道沿いを戻る感じになります。民家の間にポツンとありますので少しわかりにくいかもしれません。
この慰霊碑は、1967年に発生した集中豪雨(羽越水害)により、旧三川村では山地が崩壊し、土石流が発生し18名が死亡しました。この碑は水害で押し出された自然石を用いて建立されているそうです(国土地理院HPより)。
確かにこの慰霊碑がある小さな集落は山のすぐ麓にあります。この山は急斜面であるため、もし土石流が流れてきたらこの集落は大きな被害を受けそうだと思いました。また反対側には阿賀野川が山の間を縫って雄大に流れています。山と川に挟まれた地形であるため大雨になったら土石流だけでなく、洪水にも気をつけないといけないため避難がなかなか難しそうだな、と感じました。日ごろから避難経路や避難場所をあらかじめ確認しておくって大切ですね。
今回は阿賀野市と阿賀野町にまたがる五頭山に登山に行った帰りに足を延ばして伝承碑に寄ってみました。五頭山の麓には村杉温泉 「薬師の湯」という共同温泉(ラジウム泉)があります。小さくて地元の方々の憩いの場となっている感じでとても味があって良いですし、お湯も良いので近くを通られたら是非寄ってみてください。
結(Yui)でした。ではまた~☆