|鳥取県|命を懸けて住民を助けた巡査に敬礼!
こんにちは。結(Yui)です。友人のベルちゃんと一緒に自然災害伝承碑をマップにピン建てしていくプロジェクトを一緒に行っています。
2022年10月14日 快晴
本日も快晴です。今回は車ではなく公共機関を使用して自然災害伝承碑に2か所お邪魔しました。まず最初は「福光巡査殉職慰霊塔」です。この自然災害伝承碑には散歩がてら米子駅から歩いてこちらに向かいました(米子駅からは歩いて片道1時間かかります)。バスもありましたので帰りはバスで帰ってきました。
1934年9月21日高知県室戸岬に上陸した室戸台風は鳥取県にも大きな暴風雨を起こしました。この暴風の影響により、法勝寺川も異常な増水となり旧尚徳村(現米子市榎原・兼久地区)側の堤防は川にのみ込まれ、中洲にあった一軒家に住んでいたご家族6名は屋根の上に避難し、救助を求めていました。現場は濁流はすさまじく救出には危険が伴うことは明瞭でした。そこへ泳ぎに自信のあった福光巡査はその場に服を脱ぎ針金を体に巻き付けて濁流に身を投じて救出に向かいました。しかし、中程に至った時に上流から流れてきた流木の波にのまれてしまい、殉職されました。警察官拝命後たった半年後の事です。
同巡査の殉職の精神を永遠にたたえるため住民が資金を出し合い、その堤防上に記念碑を建立されました。
住民の方々の感謝の気持ちが記念碑に表れていますね。実際私がお邪魔した時にもこちらの記念碑には花がお供えされていて、今でも感謝の気持ちとそれを後世に残していこうという意思が引き継がれていることがわかります。
おまけ
米子駅から境港駅を結ぶJR境線は鬼太郎電車が走っています。その線の駅には妖怪名での別名があり、例えば港境駅は「鬼太郎駅」、米子駅は「ねずみ男駅」といった具合になっていて、各駅名の看板にはその妖怪の説明もあります。また列車のアナウンスは鬼太郎と目玉おやじでしたよ~(ちょっと不気味な感じでカワイイ)。駅にも鬼太郎と仲間たちがいて鬼太郎ファンにはたまらない線でした。
結でした。ではまた~☆