|新潟県|「切れ」とはなんぞや?
こんにちは、結(Yui)です。ベルちゃんと一緒に立ち上げた自然災害伝承碑をピン立てしていくプロジェクトです。
まだまだ災害の知識は浅いですが、自然災害伝承碑を訪ねていろいろ勉強していきたいと思っています。
2022年8月6日 快晴
今日は「横田破堤記念碑」です。これは横田切れの記念碑です。ところで「切れ」とは皆さん何かご存じでしょうか。これは破堤(防波堤が決壊)する事なんです。勉強不足の私は防災の勉強するまで知りませんでした💦日本には川が多いので、ほかにも曽川切れや淀川大塚切れなど様々な場所で「切れ」が起こっています。
1896年に大雨により信濃川が氾濫しました。信濃川沿岸では各地の堤防が決壊し、越後平野のほぼ全域が浸水する大水害が発生しました。横田地区では堤防が約360mにわたり決壊し、死者3名、流失家屋50戸余りの被害があったそうです(国土地理院HPより)。この横田破堤記念のすぐ横に流れている信濃川は、緩やかですがカーブになっており、中ノ口川、五十嵐川などの川も合流しています。
信濃川は長野・新潟県境で「千曲川」から「信濃川」と名前を変え、流路延長は水系全体で367kmと日本一長い川だそうです。また水系全体の流域面積は新潟県の面積とほぼ等しい11,900km2で日本で第3位の面積だそうです(国土交通省HPより)。こんな川が部分的とは言え、大雨による反乱で「切れ」たら…。確かに恐ろしいですね。洪水や堤防決壊の場合、切れてしまったら逃げるのは危ない場合もあるので、やはり一番良いのはひどくなる前に避難することだと思います。やはり避難のタイミングってたいせつだな、と感じました。
おまけ:
今回は、弥彦山に登山に出掛けた時に訪問しました。お昼は八珍停さんの味噌ラーメン。おいしかったです。
結でした。ではまた~☆