|北海道|文学碑だけど自然災害伝承碑なんです
Yui
災害伝承普及協会
こんにちは。結(Yui)です。友人のベルちゃんと一緒に自然災害伝承碑をマップにピン建てしていくプロジェクトを一緒に行っています。
2022年9月3日 快晴
今日は北海道シリーズ第2弾、上富良野町の明憲寺境内にある遭難記念碑です。
この碑も前回と同じく十勝岳大噴火の災害碑です。この十勝岳大噴火は1926年の5月24日に起こったのですが、この大噴火で積雪が溶け火山泥流が発生し、1144名が犠牲となりました。この碑の台座正面に銅版が埋め込まれ、遭難死者144名の姓名が刻まれています(国土地理院HPより)。
私の写真では銅板の遭難死者の方々のお名前は不鮮明ですが、上富良野町の「郷土をさぐる会」のHPに上富良野町(当時上富良野村)と美唄市(当時美唄村)の死者及び行方不明者の方々144名の方のお名前があります。年齢も記載されていて、1歳から77歳と子供から大人まで多岐にわたって集落に住んでいた方々が命を落とされています。爆発時間が夕方で皆さんお家にいた時間だったこともあるんでしょうね。迫りくる泥流から逃げる犠牲者の方々の事を思うと、胸が熱くなります。この教訓を生かしていかないとなあ、と感じられる災害碑でした。
おまけ:
以前お邪魔ことのある後藤純男美術館へどうしてももう一度行きたくて行ってきました。後藤純男さんの絵はとても素晴らしく、どれだけ見ていても飽きないのですが、もう一つこの美術館にあるレストランでご飯を食べるのも楽しみなのです。今回は富良野ポークのソテー。美味しかったです!
食べてばかりの結でした。ではまた~☆