火山

|北海道|不思議な運命をたどる碑

Yui

こんにちは。結(Yui)です。友人のベルちゃんと一緒に自然災害伝承碑をマップにピン建てしていくプロジェクトを一緒に行っています。

2022年9月3日 快晴

今回も上富良野町にある自然災害伝承碑です。専誠寺というお寺にある「十勝岳爆発惨死者碑」です。この碑はちょっと不思議な運命(運碑?)をたどっております。

この碑は、十勝岳大爆発により犠牲となった144名の霊にと、1926年に和寒村の佐藤円治知行次代人が寄進しました。届けられた当初は役場裏庭に碑身のまま置かれていましたが、1962年専誠寺境内に台座を附して建立されました。その後、専誠寺境内より役場裏庭に戻り、1988年になぜかヌツカクシフラノ川の共和橋で工事中の作業員が土砂の中より発見したのです!役場及び工事関係者もこれに驚き、直ちに現地にて供養が行われました。

同年、専誠寺境内に再び建立安置され、ご供養が行われたそう。しかし、役場裏庭→専誠寺→役場裏庭→ヌッカクシフラノ川にて発見、という経緯については関係者などに確認しても理由は判然としなかったようです(上富良野の「郷土をさぐる会」HPより)。

なぜ、26年の間に役場の裏庭に戻ったのか?、なぜ川で発見されたのか?という疑問は残りますが、34年経った現在も専誠寺の境内に安置されているので何はともあれよかったなあ、という思いです。また和寒村の方が慰霊に、と碑を寄進されたことも心が暖かくなるエピソードだなあと思いました。

おまけ:

富良野といえばラベンダー畑。9月なのでラベンダーはさすがになかったけど、ケイトウがきれいでした。

結でした。ではまた~☆

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husegu
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一般社団法人 災害伝承普及協会
「みんなの心をつないで防ぐ」をコンセプトに活動しています。防災における災害伝承の大切さを発信しています。自然災害伝承碑の探訪を通し、石碑に残された先人の思いやりの心をいつも感じています。防災のことや心理学の事を発信しています。
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