福島県|時を経ても色あせない想い – 宮田公園に佇む供養碑とお地蔵様が見つめる景色
東日本大震災受難者一切精霊供養之碑
2023年7月9日 (晴れ)
本日は南相馬市の宮田公園の一角にある”東日本大震災受難者一切精霊供養之碑”です。この公園は高台にあるのですが、津波の怖さを知る現地の方たちだからこそ、わざとこのように高台にある公園を選ばれて碑を建てられたのかなと思いました。高台にあるのでお手入れされる際にはわざわざこの公園まで来ないといけないのですが、建立から10年以上経った(建立は2012年)今も草なども無く、きれいにお手入れされていました。
この烏崎行政区では東日本大震災で58名の方が亡くなったそうです。この写真にある石板の裏には亡くなった方のお名前がありました。ご供養の碑なのでお地蔵様も一緒にいらっしゃるのかもしれません。

ちなみにお隣には、海上遭難者之塔というものが建っており、こちらは震災以前から建っていたものを移築したのでしょうか、塔の四面の角はところどころ欠けていて、側面も擦り傷が沢山ついていました。これほど沢山の擦り傷や石が欠けるほど圧力がこの塔にかかったのを見ると、地震と津波のすさまじさを感じました。やはり現場に行かないと感じる事が出来ないものもありますね。

以前ご紹介した”われらの故郷、村上の出来事を後世に伝えおく”の碑のところでも墓石が同じように欠けていたり、擦り傷などが付いていたりして津波のすごさを感じましたが、この碑も同じように過酷な災害を乗り越えた跡が見えます。
おまけ – 新宮熊野神社と長床
本日のおまけは同じ福島でも内陸側の喜多方市にある新宮熊野神社と長床です。新宮熊野神社は、1055年に源頼義が紀州熊野三社(和歌山県にある熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)を勧請したと伝わる神社です。その中でも拝殿は「長床(ながとこ)」と呼ばれていて、茅葺寄棟造りの建物です。平安時代末期の建立だともいわれており、直径1尺5寸の円柱44本が等間隔に5列並んでいて全部吹き抜けになっています。なんだか雅な雰囲気でした。

またこちらの長床の近くには樹齢800年ともいわれる大イチョウがあり、私が行った時期は見れませんでしたが、秋は紅葉がとても綺麗そうです。また秋に再訪してみたいです。
結(Yui)でした。ではまた~☆
公益財団法人 福島県観光物産交流協会>>新宮熊野神社長床: https://www.tif.ne.jp/jp/entry/article.html?spot=6114



