洪水

群馬県|観音様と共に

Yui

こんにちは。結(Yui)です。友人のベルちゃんと一緒に自然災害伝承碑をマップにピン建てしていくプロジェクトを一緒に行っています。

昭和二十二年九月十五日大水害水難者供養塔

2023年2月19日(晴れ)

群馬県伊勢崎市の広瀬川が流れています。その堤防は遊歩道になっているのですが、そこにある「昭和二十二年九月十五日大水害水難者供養塔」です。国土地理院さんの自然災害伝承碑地図にある「概要」を見ると所在地は「若葉町」と町名しかなく、地図内のピンを頼りに実際の場所に行ってみました。探すのに結構苦労しました(県道2号線が広瀬川と交差する辺りの遊歩道沿いにあります)💦

堤防沿いの遊歩道を歩いて行くと堤防を降りる階段脇に自然災害伝承碑はあります。でもビックリしたのは脇にケースに入った観音様もご一緒にいらっしゃる!自然災害伝承碑のインパクトよりも観音様がご一緒にいることにビックリしました。この記事を書くにあたりいろいろ調べてみたのですが、以前の自然災害伝承碑の写真を見ると観音様はいらっしゃらないので、結が思うにはどなたか亡くなられた方にご縁のある方、あるいは地元の方が寄贈したのではないかと考えています(勝手な想像ですけども)。

さてこの自然災害伝承碑は、1947年9月15日のカスリーン台風による洪水の碑です。旧伊勢崎市がこの台風の影響で大洪水にみまわれ、市内では広瀬川、粕川、早川の堤防が決壊し、亡くなった方は40名、重軽傷者の方々も875名にのぼりました。また家屋の流失・全壊は311戸にもなりました。このカスリーン台風は別の碑でも度々出てくる名前です。特に関東の群馬県、埼玉県、東京都、栃木県では大きな被害が多かったようです。

この「昭和二十二年九月十五日大水害水難者供養塔」もきちんと掃除をされていたり、供物がお供えしてあったりと今も地域の皆様に大切にされている事がわかりますね。

おまけ

群馬県沼田市になんと湯葉の食べ放題があるのをご存じでしょうか。湯葉ですよ、湯葉。結は湯葉が大好きなんです!なので行ってきました「生ゆば処 町田屋」に。湯葉の食べ放題ってどうするのかな?わんこそばみたいな感じで食べても食べても次から次へと出てくる感じなのか、バイキングみたいにあらかじめできているものをいただくのか…といろいろ妄想してしまいましたがなんとこちら出来立ての湯葉を自分ですくって食べるという方法!湯葉が出来上がるのを待って、棒のようなものですくうという方法です。やってみるととても面白い!!

湯葉がそれぞれの囲いの中でできてきます。それをすくいます

しかも食べ放題は湯葉だけでなく、お豆腐やおからサラダなど他にもあるんですよ。お腹いっぱいになりました。結でした~ではまた☆

生ゆば処 町田屋サイト:https://machidakun.sakura.ne.jp/

ABOUT ME
husegu
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一般社団法人 災害伝承普及協会
「みんなの心をつないで防ぐ」をコンセプトに活動しています。防災における災害伝承の大切さを発信しています。自然災害伝承碑の探訪を通し、石碑に残された先人の思いやりの心をいつも感じています。防災のことや心理学の事を発信しています。
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