自然災害伝承碑|鹿児島県|桜島の大噴火の威力
こんにちは。結(Yui)です。友人のベルちゃんと一緒に自然災害伝承碑をマップにピン建てしていくプロジェクトを一緒に行っています。今週はまた鹿児島県へ戻ってきました。
櫻島爆發紀念碑(照国)
2025年5月23日 (晴れ)
旧鹿児島県立博物館 考古資料館の近くにある櫻島爆發紀念碑です。桜島は過去に何度か噴火してますが、1914(大正3)年に大爆発がありました。その時の碑です。裏側にはびっしりと細かな字で碑文があります。

国土地理院さんの自然災害伝承碑地図には
前日から前兆があったため子供と老人を避難させた。家屋倒壊やがけ崩れなどで62名が死亡した。毒ガスや津波のデマが流れた。田畑は火山灰で埋まり溶岩は村を埋め海峡を塞いだ。過去と比較し変化を捉えることができれば被害軽減できるのではないか。何百年か後の噴火の時のために今回の概況を記して永久に伝える。将来の惨禍を軽減するために役立ってほしいと願う。
とあります。結(Yui)も少し調べてみたのですが、この大爆発はすさまじかったようで、内閣府ホームページ内の「1914桜島噴火」のページを見ると、
流出した溶岩流は約30億トンとも言われ、桜島の1/3の面積を覆い尽くした。噴出した軽石や火山灰も大量で、折からの偏西風に乗り、主として大隅半島方面を厚く覆った。垂水市牛根付近では1mにも達したという。
とあります。軽石や火山灰が1mも積もるなんてすごいですね。これは人間への影響もさることながら農作物や植物の生態系にも大きな影響がでたことでしょう。現に同ページを見ると
桜島島内は当然であるが、高隈山系にも大量の降灰があったので、植生が破壊され、山地が荒廃したから、ここを源流とする河川では7・8年も土石流や水害が繰り返された。この土砂災害による犠牲者の延べ数は火山災害を上回っている。
とあり、大爆発後にも思わぬところで大きな影響が出ています。災害を考えるときには単体の災害もそうですが、それにより引き起こされる別の災害にも気を配ることが必要なんですね。地震災害と津波災害、あるいは火山災害(現にこの回の桜島噴火では噴火後に地震があったようです)、洪水災害や台風災害であれば地形によっては土砂災害といったようなことはよく見かけますもんね。

ただ、この災害では前述にあるように以前の桜島噴火の教訓によりあらかじめ避難をした方たちがいらっしゃいました。もしこのような避難がなければもっと被害が大きくなっていた可能性がありますので、この分だけでも教訓が生かされていて良かったな、と感じました。
参考URL:
内閣府HP>>災害教訓の継承に関する専門調査会>>報告書(1914 桜島噴火):https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1914_sakurajima_funka/index.html
おまけ – 歴史ロード 維新ふるさとの道と周辺の史跡
以前紹介した8・6豪雨災害之碑の近くには歴史ロード「維新ふるさとの道」があります。この周辺には鹿児島にゆかりのある偉人たちの史跡が沢山あり、それがマッピングされています。結(Yui)は時間の都合で全部回れませんでしたが、幕末ファンの方であればぜひともコンプしたいのではないでしょうか。

結(Yui)でした。ではまた~☆



