地震

自然災害伝承碑|高知県|必ず必ず家には取りに戻らないで

Yui

こんにちは。結(Yui)です。友人のベルちゃんと一緒に自然災害伝承碑をマップにピン建てしていくプロジェクトを一緒に行っています。

安政南海地震伝承碑

2026年1月23日 (晴れ)

今回は高知へ戻ります。前回と同じく、くろしお鉄道ごめん・なはり線で夜須というところへ。夜須には観音山という山があり、この山の山上にあるのが安政南海地震伝承碑です。山頂と言っても標高は土地理院地図で測ってみたところ、27.9mぐらいだったので小さい可愛いらしい山です。なぜこの山の山頂に自然災害伝承碑があるのかというと、以前地震と大津波がこの地域を襲った際に、地域住民がこの山に逃げて命が助かったという伝承があるからです。

碑文を要約すると、嘉永7年11月4日(1854年12月23日)に朝から小さな揺れが7~8回あり、翌日夕方大きな地震が起こりました。その後に津波がやってきて、地域住民の方々は急いでこの観音山へ避難して助かりました。津波が去った後は、家屋や蔵などが流出して無くなっていました。どうか宝物を家に残していても、必ず、必ず家には取りに戻らないでほしい。これが重要です、といったところでしょうか。

今回の地震は、何度か余震があった後大地震が起こったこと、その後津波が何度かやってきたことなどが記載されていて、もし宝物があっても家には絶対に戻ってはいけない、という教訓も記載されています。現在では、今までの経験や科学の進歩などにより、地震が怒ったら沿岸沿いでは津波に注意!ということが当たり前になっていると思いますが、当時においてはそういったことが言われていなかったでしょうから、このようなことを残して今後に役立ててもらおうと考えてくれたのでしょうね。このような情報は1つあればOKという事ではなく、伝承を積み重ねる、多方面から見る、あるいはアップデートしていくことで将来へのメッセージがさらに強くなっていくのかもしれないな、と感じました。

おまけ – 高知県立高知城歴史博物館

高知城のすぐ近くにある、高知県立高知城歴史博物館です。ここは2017年に開館したとてもモダンな建物です。天井も高くて開放的。天井も高くてとても素敵でモダンな建物で、展示内容は土佐藩主山内家のゆかりの品などです。藩主の生活や城下町の様子やお城の構造などもわかるようになっています。珍しいウサギの兜(兎耳形兜)などもありますよ。そして3Fの展示ロビーから見る高知城はとても凛としていて素敵なのです。写真を撮ると追手門(大手門)も一緒に入ります。私は先に高知城へ行ってからこの博物館へ行ったのですが、先にこちらの博物館へ行ってから高知城へ行ったらより高知城が楽しめたかも。

高知県立高知城歴史博物館から見た高知城: 筆者撮影

結(Yui)でした。ではまた~☆

参考URL:
高知県立高知城歴史博物館: https://www.kochi-johaku.jp/

ABOUT ME
husegu
husegu
一般社団法人 災害伝承普及協会
「みんなの心をつないで防ぐ」をコンセプトに活動しています。防災における災害伝承の大切さを発信しています。自然災害伝承碑の探訪を通し、石碑に残された先人の思いやりの心をいつも感じています。防災のことや心理学の事を発信しています。
記事URLをコピーしました